こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。
秋晴れの心地よい日に、城陽市にある有田三翠園さんにお邪魔しました。
今度、使うお抹茶について相談に行きました。
有田三翠園では、お抹茶を仕上げる時に、今では珍しい備長炭の炭火で仕上げています。
ほとんどのところがガス火で仕上げるところが多いようですが、何故いまだに手のかかる炭火なのか聞いてきましたので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。
備長炭の遠赤外線は有名ですが、もう一つ、近赤外線もあるのです。
遠赤外線は、お抹茶の前の状態の茶葉「てん茶」の外側を乾かし、近赤外線はてん茶の中側を乾かす働きがあるということです。
外側と中側に作用するので、ガス火よりも早くカラッとなるということです。
そのメリットは、やはり鮮度が落ちないということです。
また、ガスにはガス漏れなどの時にすぐわかるよう、匂いがつけてあります。
その香りがやはり多少なりともてん茶の香りにも影響します。
しかし、備長炭は、逆にてん茶のいい香りは残し、少し青っぽい香りなどを吸着して取る効果があります。
なので、同じてん茶をガス火で仕上げるよりも、備長炭で仕上げた方がまろやかなお抹茶が出来上がるということです。
備長炭仕上げ、いいこと尽くめです。
是非、城陽市や近くにいらした時は、有田三翠園に寄ってみてくださいね。
お抹茶以外にもたくさんお茶がありますよ。
ではでは、また!
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