9月4日 お稽古の記録

日記

一日一服はお茶を飲みたい松下です。

九月になりました。

まだまだ暑いけれど、今日のお菓子はすっかり秋模様で少し涼しさを感じました。

今日は午前中は私が習いに行くお稽古の日。

久々に花月のお稽古をしてもらいました。

花月とは5人でするもので、折末(おりすえ)という紙で作られた袋のようなものから、木の札を取り出し、木札の柄によって、役割が決まり、進んでいくというものです。

ちなみに、花の柄はお点前さん。月の柄はお茶を頂く人。その他の数字は何も無しです。(数字は一から三まであります。初めてした時、一が当たって嬉しかったけど、何の役もなくてがっかりした思い出があります)

今日のお稽古は平花月と貴人清次花月でした。

花月を初めてした時は、言われるがままに動き、わけがわからないままに終わりました。

あれから十何年経ったかという感じですが、わからないままにも、何回もお稽古すれば賢くなるもので、平花月は大分と整理ができてきました。

今日は正客さんが一番最初の花に当たり、みんな総上がり。

しかも最後にはお正客さんはちゃんと初めの位置に戻っていて、なんだか、うまく札が行き渡る日でした。

ちなみに、私は花だけ当たりました。

の、飲みたい。

席入りの前にお菓子を頂くから、口の中がずーっと甘い。

まぁ、花だけでも当たってよしとしましょう。

今日の整理としては

平花月と貴人清次花月の大きな違いは

札を回すタイミングでしょうか。

平花月は、お点前さんがお茶杓を持ったら、回し、最後に札を取った人が、木札を握り込んで折末を置いて、みんなで札を見て、月、花の確認をして、月の人が頂きます。(花の人は替札を取って、お点前座に)

貴人清次は、最初に回した時に、次に飲む人と花が決まり、お茶杓を持って、また回すときには、替札を持っている人を飛ばして、持ってない人(三人)の中から、次のお点前さんとお茶を頂く人を決めます。

札を見るタイミングとしては、お茶が出された時です。

このタイミングが違うところが一番大きな違いですね。

なので、しまい花の時には、折末は空回しで回り、お点前さんがお茶を出した後、折末に札を入れて、またみんな入れていくという形になります。

もちろん、札がちゃんとおさまってから、お茶碗を返します。

今日は午前中はとっても頭を使うお稽古でした。

お昼からは初心者さんばかりの平和な(?)時間が流れていました。

また貴人清次花月の覚書を近いうちに書いておこうと思います。

ではではまた!

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