9月4日の貴人清次花月の覚書

日記

一日一服はお茶を飲みたい松下です。

昨日の貴人清次花月の覚書をしておこうと思います。

私が最初に当たったのは、二。

あー貴人さんじゃなかったー。ずっと控えとかなあかんー。あ、でも、次客じゃないからそんなに忙しくないか…という感想。

煩悩ばかりですね。反省。

席入りしたら、貴人さんがいらっしゃるので、もうずっと控えています。

腕が長い人いいなぁといつも思います。

結構控える姿勢つらいんですよね…。

そして、これは、亭主さんが「どうぞ、折末お回しを。」の合図で、折末が回ります。

そして、この一回目で、月→お茶を飲む人、花→お点前する人を決めます。

で、今日は、貴人さんが一番初めの花に当たりました。

わー、総上がりや。と思いきや、

貴人さんの畳には貴人さんしか入れないので、総上がりは無しで、亭主さんは仮座に座ったままです。

しかも、貴人さんは替札を持っていかなくていいんです!

誰も貴人さんの席に入らないから、札も置いたまま。

これも、貴人さんが当たらないと知らなかったなぁと思いました。

(今までもあったような気がするけど、覚えてない)

そして、貴人さんが初花ですが、飲む人は貴人さんではないので、貴人台は早々に貴人畳に仮置きして、お供のお茶碗で、茶筅通しをします。

なので、この時は二回打ちの一回上げです。

そして、お茶を入れるためにお茶杓を持たれたタイミングでまた折末が回ります。

替札を持っている人は飛ばします。

お茶が出されたら、札を見て、月、花、まつと言って、次のお茶を飲む人、お点前する人が決まります。

そして、一回目に決まってた飲む人はお茶を取りに行き、(取るとき、貴人さんにちゃんと礼します)飲んで、札も折末に入れ、またお茶碗も返しに行きます。

ちなみに、私は席に入ってから一回目も二回目も二でした。

今日は二の日か!!と一人突っ込んでおりました。

そして、二回目の月さん、花さんもお供でしたので、貴人さんは自分の席に戻り、お供はお供へお供のお茶碗と茶筅でお茶を出します。

そして、貴人さんが席へ戻り、二回目の花さんが点前座に行った時に初めて、仮座に座っていた亭主さんが空いたお席に入ることになります。

そして、最後の折末が回ってきました。

私は、花が当たりました!

そして、月さんは貴人さん。

貴人さん、最後に飲めてよかったね。働くだけの貴人さんなんて、貴人さんらしくないものと思いつつ、点前座へ向かいました。

あ、でも、これ、貴人さんが月さんやから、貴人茶碗で茶筅通しせなあかんやつ!

ややこしい。

まずは返ってきたお供のお茶碗を下座へやり、仮置きしていた貴人台を取り込み、茶筅通しから始めます。

この時は、二回上げです。二回打ちか三回打ちかは忘れてしまった…。

とりあえず二回上げして、さらさらの。

で、お茶巾で拭こうと思ったら、汚れてる!!

あー、前の人、向こう側の千鳥茶巾で拭かないとあかんのに、間違えて、手前の普通の茶巾で拭いたな!と思いつつ、まだコロナのこともあるので、新しいお茶巾で拭かせて頂きました。

(花月の時は最近、お点前の近くのところに、巾皿にたくさん茶巾を畳んで、置いておきます)

そして、貴人台でお茶を点てて、出します。

お茶は次客が取りに来て、貴人さんへ運びます。

この時も貴人畳には入れません。手だけ!

そして、私はしまい花なので、替札をこっちに持ってきてもらってる折末に入れて、また角かけで返して、待ってる間、待ち水をします。

お台が返ってきて、取り込んだら、総礼をして、(お客さん達は座がわりする)お湯を入れて、捨てて、水入れて、茶筌通しして、なおしていきます。

ここでのポイントは

お茶杓を持っても建水を引かない。←後でお供のお茶碗も綺麗にするから、まだ引けない。

お供のお茶碗のおしまいのときは、我が水で、いきなりお水を入れて、茶筅通し。←さらさらのだけ

そして、またお茶碗を下座に置いたら、建水を引いて、お茶碗もお台が置けるスペースを開けるために引く。

ここがポイントです。

花月は拝見がないので、お水を入れたら、釜の蓋、水の蓋して、柄杓と蓋置は棚にかざって、下座は向かずにお供のお茶碗を右手に持たせて、建水を左手で持ち、そのまま真っ直ぐ後ろに五歩下がり、座って、建水とお茶碗を置いて、空いている席に戻ります。

あとは、大体の花月と同じです。

こんな感じです。

いつもより頭使うので疲れますが、ゲームのようで楽しいです。

ちなみに、席中、お茶が当たらなかった人は、水屋でお茶を頂きました。先生優しい。ありがとうございます。

こんだけやって、お茶も飲めなかったら、落ち込みますもんね。

あー、次は貴人さん当たりますように!

貴人さんはお辞儀多いけどね。(どこ行っても文句が出てくる。いけませんね。)

それよりも、社中が五人揃って、先生のご指導のもと、貴人清次の花月が楽しくお稽古できるこの環境にとても幸せを感じる日でした。

ではではまた!

コメント