一日一服はお茶を飲みたい松下です。
昨日も今日もたくさんの雨が降ったので、今日はとても涼しいです。
今日はお薄の平点前とお茶杓かざりをしました。
お茶杓かざりはその名の通り、お茶杓が大事なお点前です。
かざりものは基本的にお濃茶なのですが、お茶杓かざり、茶筅かざりはお薄でもできるかなと先生が仰ってました。
かざりものは、準備がいつもと違います。
茶筅皿に茶巾、茶筅、茶杓を仕込みます。
そして、お茶碗に、帛紗を入れて、棗を入れます。
まずは、水指を運びます。
そして、茶筅皿を両手で運び、水指の前へ持っていき、茶杓、茶巾、茶筅と水指にかざります。
茶筅皿は持って帰る時も両手扱いで。
次に、お茶碗を運びます。
ここまでが影の仕事です。
そして、建水で総礼をして、入ってきます。
お点前はほとんど平点前と同じです。
違いといえば
お茶碗が両手扱いということ
茶筅通しの茶筅を入れてからお茶碗を両手で引くのもいつもと違います。
あとは、拝見の時にお茶杓を古帛紗を敷いて出す。
こんな感じでしょうか。
拝見の時にはお客さんは、お茶杓が古帛紗の上に乗っているので、お茶杓が特別なんだなとわかります。
なので、お茶杓のお作は?ではなく
お茶杓には何か御由緒でもございますか?と聞きます。
そうしたら、亭主は、私が還暦の際、祖母から頂いた品でございます。とか、茶名披露の際、先生からとか、そのお茶杓の由緒を答えます。
ちなみに、持って帰る時には、
先にお茶杓を自分の前に置いて、古帛紗を懐中してから、棗、お茶杓を持って帰ります。
明日も同じお稽古します。
ではではまた!
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