六月になりました

日記

こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。

もう今年も早いもので六月になりました。

先月に風炉が始まり、柄杓の扱いも段々と思い出して、慣れて来た頃かと思います。

今日は今月の話ではないですが、城陽市の今池コミセン祭りのお話を。

去る2024年5月25日26日と城陽市今池コミュニティセンターでコミセン祭りが開催されました。

こちらのセンターでは、五月の会と言うサークルで茶道を教えております。

五月の会は25日にお茶席を設けて、参加しました。

コロナ前は毎年参加していましたが、コロナ禍の中、飲食ができませんでしたので、今年がコロナ禍後、初めてのお茶席です。

ここは、平均年齢が高めで、足の痛い方も多いので、立礼席を用意しました。

前は、正座するお席と、お椅子席と両方用意していましたが、年齢関係なく、みなさん椅子の方がよかったようで、この会の前の会から、全部椅子席にしたら、とても好評でしたので、そのまま全部椅子席に。

最近は畳がないお家も多いですから、お子様も親御さんも椅子が楽そうです。

生徒さんたちは、四月から立礼のお点前の猛特訓。

またお茶席では、お替茶碗と、お仕舞い茶碗を使うので、またそれもいつもと少し違うお点前で、てんてこまい。

お替えは、帛紗を腰につけてから、お替茶碗で失礼いたしますと言ってから、お替茶碗を取り込む。

お仕舞い茶碗は、お仕舞いのお茶碗を取り込んでから、これでお仕舞いいたしますと一言。

これだけのことですが、普段と違うとなかなかスムーズにいかないものです。

こちらのお席は地域の方が、ただ純粋にお抹茶とお菓子を楽しんでもらえる、お作法も気にせず飲んでもらうようなお席ですので、生徒さんもお客さんも気軽に過ごせるように心がけました。

なので、お点前中もまぁまぁ指摘を入れながら、お稽古さながらのお席でした。

ただ、お茶席らしく、一応、床の間には、掛け軸とお茶花と季節のお香合を荘りました。

まぁお茶花の派手なこと。

ここでは、いつも、たくさん生徒さんがお花をお持ちになるので、入れるだけ入っております。

本当は3種類程でおさめたかったのですけどね…。

掛け軸は、「心清寿自長」

心清ければいのち自ずから長し

心が清らかというよりは、自分の心のままに生きていれば、自然と寿命も長くなる。そんな言葉です。

もちろん、その心は清らかであることなのだと思います。

私の好きな論語の言葉、従心に通ずる言葉かなと。

孔子のように70歳になった時に、心からそうありたいと思います。

と、そんなことはさておいて、

このお祭りのお茶席は400円で、美味しい上生菓子と城陽のお抹茶がお点前を見ながらお椅子の席でいただけます。

来年もたぶん開催されるので、もし、近くまでくることがあれば、どうぞ気軽にお越しくださいね。

ではでは。

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