法隆寺へ

日記

一日一服はお茶を飲みたい松下です。

今週は社中さん達と一緒に法隆寺へ行って来ました。

柿食えば鐘がなるなり法隆寺です。

私自身、確か、小学生の頃に遠足で行ったきり。

なので、約30年ぶりくらいにお参りです。

もう運転できるので、車で行きました。

駐車場は南大門の南東側にある、法隆寺観光自動車駐車場というところに停めました。

ここは、とても広くて、普通車だと一日一回500円ですので、時間を気にせず、停めることができ、また法隆寺まで歩いて2分ほどなので、便利な駐車場でした。

南大門から入り、受付へ。

昔の記憶では、広いところに、あの世界最古の木造建築である五重塔がポツンとあったのですが、実際は回廊に囲まれていて、五重塔のすぐ隣には金堂があり、回廊の北部には講堂もあり、見るところがたくさんでした。

五重塔の中も東西南北の扉から粘土で作られたそれぞれ違う場面の像が見れました。

そして、金堂の中の仏像の見事なこと。

小学生達に混じって、まじまじと見ていました。

勿論、講堂の中にも薬師如来三尊がいらっしゃって、見応えのあるお寺でした。

そして、御朱印が欲しかったので、それは、回廊を出て左に歩いて行ってくださいとのことだったので、御朱印をもらいに行きました。

その場で書いてもらえるのを見るのが大好きです。

判子を押して、綺麗な筆使いで、あっという間に書き上がります。

法隆寺のお言葉は「和を持って貴しと為す」でした。

まさにその通りだと思える言葉です。

意見を言い合うこと、それはとても大事です。

ただ、何かを決める時、必ず全員が100%納得できる答えはないのではないでしょうか。

やはり、どこかで擦り合わせて、譲り合って、その中でのベストを決める。

対立ではなく、和を大事にすれば、みんなのベストの選択ができるのではないかと思います。

1800年ほど前に、既にそのような考えがあり、それはまさに今の時代にも必要な考え方であることに、昔も今も人は変わらないのだなと思います。

今の生活や社会や環境は、昔の人から想像もつかない世界になっていると思うけれど、人の気持ちや対人関係などは、たぶん、同じようなことで、幸せを感じたり、悩んだり、内面は昔も今も変わらないのだなと。

で、中宮寺にも行きたかったので、少し東に向かうと、宝物殿なるものが。

入り口は目立たず、私、たぶん、御朱印をもらわず、中宮寺にも行くつもりがなかったら、回廊を出て、はーよかった!って言って、帰ってるかもしれません。

まぁ、せっかくなので、入ることに。

そんなテンションで入ったんですけど、またここが、すごかった。

飛鳥時代の仏像や、教科書で見たことある玉虫の厨子や、聖徳太子の実物大の仏像や、その当時使われていた机や漆の器など…。

最初、受付で、拝観料1500円って、まぁまぁ高いなと思ったのですけど、納得です。

世界最古の木造建築五重塔に始まり、金堂、回廊、宝物殿、そして、まだ東にある、夢殿もお参りできて、とても満足できた拝観でした。

今日はここまで。

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