こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。
お茶には興味があるけれど、お茶のお稽古ってどんなことをするのかわからないと思う方もいらっしゃると思うので、普段のお稽古について、簡単に説明しようかなと思います。
簡単にまとめると
- 挨拶
- お点前の練習(2回)
- お菓子とお茶を頂く(2回)
簡単にするとこんな感じです。
具体的には
まず、先生のお宅に行って、おはようございますとかこんばんはーとか、挨拶しながら、玄関に入ります。
そして、水屋と呼ばれる、茶室の隣にある和室(お茶碗を洗うところもあります。)に入り、まずは、持ってきた白い靴下を履きます。
そして、手を洗い、鞄から、帛紗ばさみと扇子※を持って、茶室の襖を開けて入ります。
ここで、先生にご挨拶。
「先生、こんにちは。今日もお稽古お願い致します。」
てな感じですね。
そうすると、大体先生が今日は〇〇のお点前のお稽古しますから、どうぞ。とおっしゃるので、また水屋に戻り、お道具の準備をして(それも先生がちゃんと教えてくれます)、お点前のお稽古をします。
それが終わると、今度はお客さん役になって、今日の主菓子と一緒にお稽古をしている生徒さん(社中さん)が点ててくれたお抹茶を頂きます。
そして、またお点前の練習をして、お菓子とお茶を頂きます。
もし、その時に自分一人しか生徒さんがいなければ、自分で点てたお抹茶を頂くことになります。
お菓子は大体、一つ目は主菓子と呼ばれ、上生菓子を頂きます。二つ目はお干菓子など軽いものを頂きます。
お点前のお稽古とお茶を頂くのは前後することもあります。
で、どちらも終えたら、また先生にご挨拶です。「今日もお稽古ありがとうございました。また宜しくお願い致します。」てな感じで、茶室を出て、水屋で帰り支度をして、帰ります。
普段のお稽古はこんな感じです。
大体、1〜2時間くらいだと思います。
ただ、自分の分が終わっても、他の人のお点前を見たりして、過ごすのもありだと思います。私が学生の頃は、楽しくて毎回4時間くらい先生の家にいました。もう、途中で足は崩してました(笑)
お稽古では、お点前のお稽古だけでなく、襖の開け閉めや和室の歩き方、礼の仕方、色々なものの扱い方など、たくさんの作法を自然と身につけることができると思います。
また、先生や社中さん達とのお喋りや、季節で変わるお菓子や床の間のお花など、楽しめるポイントが色々とあるのではないかと思います。
体験をしているところもたくさんあると思いますので、もし興味があったら、是非一度、怖がらずに勇気を出して、お茶のお稽古に行ってみてくださいね!
もちろん私の家でもお待ちしています。
※帛紗挟みと扇子は、お稽古をし始めて、続けたいなと思われたら、自分のものを用意します。大体3000円くらいで揃うかなと思います。ただ、一回きりの体験などは、お道具は全部教室のものを借りてするところが多いです。なので、白い靴下だけ持っていくという感じです。私の教室でも、お道具は用意しておりますので、お気軽にどうぞ。
ではでは、また!
コメント