お抹茶を頂いた後は

日記

こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。

今日はお抹茶を頂いたあと、どうしたらよいかお話したいと思います。

お抹茶の頂き方はお抹茶を飲むを読んでください。

反時計回りにお茶碗を2回回して、お茶碗の正面を自分に向けたら、そのお茶碗を自分の前ヘリ外に置きます。

ヘリ外にお茶碗を置いたら、まずは手をついて、お茶碗全体の姿を拝見します。

そうしたら、次は、右手でお茶碗を取り、左手に乗せて、両肘は自分の両膝に付いて、お茶碗を持って拝見します。

真上から横から、裏も見ていいですよ。

でも、あまり持ち上げないように気をつけて。

もし、裏返す時にお抹茶が少し残って垂れそうなら、少し畳んだお懐紙でお茶碗を傷つけないようそっと底に当てて、お抹茶を拭きましょう。汚れたお懐紙は帛紗ばさみへ入れておきましょう。(大体、内ポケットがついていて、そこに汚れたものを入れられるようになっています。)

裏にはそのお茶碗を作った人の印がありますので、その印を見たりもします。

そして、一通り拝見できたら、またお茶碗を自分の膝前ヘリ外に置いて、もう一度手をついて、全体の姿を拝見します。

そうしたら、お茶碗をまた右手で取り、左手のひらにのせて、2回時計回りに回して、正面を向こう側にしてヘリ外に置きます。

そうしたら、お運びさんがお茶碗を取りに来てくれるので、その時にお互い礼をして、持っていってもらいます。

これがお抹茶を飲んだ後のお茶碗の拝見の仕方です。

たまに、お茶会では、お正客さんや次客(じきゃく)さん※のお茶碗が拝見で回ってくることがあります。

※お正客さんの次のお客さん。二番目のお客さん。

その時は、右隣の人が拝見をされてる間に、左隣の人に、「お先でございます。」と挨拶をしておいて、回って来たら、同じように拝見します。

拝見が終わったら、左隣の人の前に正面を向けて置いてあげましょう。

お茶会では、その時しか会えないお茶碗がありますので、お茶碗の美しさも楽しんでくださいね。

ではでは、また!!

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