こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。
いつも、一日一服はと書いているので、毎日お抹茶を飲んでいるのかなと思われるかもしれません。
お抹茶も勿論好きなのですが、実は紅茶も好きです。
今日は友人が作ってくれたシュトレンと私の大好きな紅茶で一服しました。
シュトレンとは、簡単に言うとドイツの長持ちする菓子パンです。
シュトレンの中には、たくさんのドライフルーツやナッツなどが入っており、外側は砂糖でコーティングされているので、3ヶ月も日持ちするものもあるとか。
ここ数年、クリスマスが近づくと、近くのパン屋さんやスーパーでも見かけるようになったと思います。
ドイツではクリスマスの4週間前から少しずつスライスして、日に日にドライフルーツなどからシロップなどが移ることによって変化するパンの味を楽しむようです。
個人的には洋酒やスパイスが効きすぎるものは苦手なのですが、友人が作ってくれるシュトレンは優しい味でスパイスも丁度良くて美味しいのです。
今回は、この間私が作って友人にお裾分けしたはっさくピールを使ってくれて、栗がごろごろ入った抹茶味のシュトレンでした。
シュトレンといえばクリスマスですが、最近ではバレンタインシュトレンもあったりして、友人もバレンタインに作ってくれました。
味が美味しいのはもちろん嬉しいのですが、何より私のために作ってくれたという気持ちが本当に嬉しくて何よりのごちそうです。
そんなものを頂いたからには、やはり心して食べないとということで、
シュトレンに合うお皿と、お気に入りのカップを出して、とっておきの紅茶を美味しく入れて、心して頂きました。
普段使いのお皿とコップでも美味しいと思いますが、
少しそうやって器を替えるだけで、もっともっと美味しく感じる気がします。
それは、やはり、茶道につながるものなのかなと思います。
茶道でも、季節やシチュエーションによって、お道具を選び、その時に相応しいと思われるお道具でお点前をします。
その一つ一つが調和してより心地よい空間を作り、そこでの一服のお茶がとても美味しく感じられるのではないかと思います。
なので、普段でも、ほっとしたい時、お茶したいなって思った時に、すこーしだけ手を加えて、
例えば、いつものコップを少し違うカップにしたり、袋から出してそのまま食べるお菓子も、ちょっとわざわざ可愛い小皿に入れてみたりしたら
同じお茶やコーヒーが、ほんの少し美味しく感じられるのではと思います。
忙しい日々の中、ほんの少しだけ、そんな手間をかけられる余裕を持って生活したいなと思うこの頃です。
ではでは、また!
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