こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。
もう4月も終わりに近づき、初夏だというのに、真夏の気配漂う日がありますね。
さて、来たる5月1日に私の先生が久々に萬福寺萬寿院で釜をかけられます。
コロナ禍の中、延期が続き、3年ぶりのお茶会です。
もちろん、社中である私もいきますが、久しぶり過ぎて、すこしドキドキしてしまいます。
普段のお稽古ではなかなかしない煙草盆もありますし…。(何故か煙草盆担当になることが多い)
そんな時に、ふと
着物は何を着ようかなと思いました。
一般的には、
10月から5月までは袷(あわせ)
6月と9月は単(ひとえ)
7月と8月は薄物(うすもの)
なので、5月1日は袷になるのですが、
とにかく最近の5月、ゴールデンウィークの時などは、真夏のように暑い日があります。
一度、五月のお茶会で袷を着ていき、
暑すぎて、途中で鼻血が出てしまったこともあります。
炭の近くにいると、また暑いのです。
で、悩んで、先生に相談すると
5月でも27度あたりを超えると単でもいいって
そんな了解があるらしい。
もしくは、袷を着て、中は夏物の長襦袢で襟は袷の時の襟をつけると。
そんな手があるのかと思い
今度のお茶会には、袷を着て、長襦袢は夏物にしようと決めました。
ただ、今のところ、雨の予報…。
ならば、気温もそんな上がらなければ、
長襦袢も普通のものにしようかとまた迷い始めております。
5月ってなかなか難しい。
ちなみに、簡単に言うと、
袷は裏地がついたもの
単は裏地がないもの
薄物は裏地がなくて生地も単より透けているもの
簡単過ぎますが、大まかにはそう覚えていればいいと思います。
お茶会の楽しみは、やはりお道具、主菓子、お抹茶だと思いますが、個人的にはみなさんが着てらっしゃるお着物も色とりどりに楽しませてもらっています。
お茶会といえば、大体、神社かお寺ですが、
神社でする時には、地味な着物、
お寺でする時には多少派手でも構わないと聞いたことがあります。
個人的には逆のイメージだったので、よく覚えております。
ま、それだけ選ぶお着物があればいいですが。
それでも、色無地か訪問着、付け下げあたりを着るのがよいとされています。
いろんな決まりがありますが
一番はみんなで心地よい空間を築き、楽しかった。よかったなぁと思ってもらえたらそれでいい。
そのためのいろんな決まりなのだと私は思います。
ではでは、また!
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