お茶会は無事に

日記

こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。

先日、無事に私の先生がかけられたお茶会が終わり、ほっとしているところです。

知り合いの方に、日曜日はお茶会だったの。と話していると

まぁ優雅ねぇ。と声をかけられたのですが

なんのなんの、裏側は全然優雅ではありません。

今回は私は、煙草盆の火入れ(やはり担当になってしまいました)と点て出しのお抹茶を入れる役になってしまい

気を使う上に、お湯も沸かしていたので、休むことなく動いていました。

それに加えて、たまにお点前もして、緊張感もあり、お茶会の日は早朝から夕方まで本当に気が抜けません。

お茶会でするお点前はお薄の平点前で基礎の基礎のお点前です。

なので、さすがに順番もちゃんと頭に入っているのですが、

お茶会ともなると、使うお道具が普段とは違いますし、やはりいつもよりゆっくりと丁寧にすることになります。

今回のお茶会前のお稽古で、私が先生に指摘された点は、

・初めの総礼を丁寧に

頭を下げる時間は4秒。初めから終わりまでは8秒で。

・総礼の後、身体を上げると同時に右手はお茶碗の方へ持って行ってお茶碗を持つ

・棗を清めるために、お茶碗と自分の膝の間に置くときに、棗を取るときに身体を倒すのはいいが、移動させる間は少し身体を上げて、そして、置くときにまた身体を少し倒すのがよい。

・茶筅通しの時、上にあげるときに、右手の親指が少し向こうへ動く癖があるので、しっかり、真上に固定したまま上へ上げる。

・釜の蓋を閉めるときに、お茶碗の上を通らない。

・釜に水を入れて湯返しするときは、露を切らずに全て水が出ると同時くらいに釜の中へ柄杓を入れて、湯返しする。

と、以上6点のことを注意されました。

社中さんそれぞれに癖があるので、指摘されるところはまちまちですが

私も結構ダメなところがある、というかまだまだまだまだだなと思わされました。

勿論完璧だなんて思ってませんが…。

自分では気づけないところを指摘して頂ける先生がいるというのは幸せなことです。

ただ、昔より順番が頭に入っている分、そのような細やかなところに気をつけてお点前できるようになったことも今回幸せだなぁと感じました。

ま、お茶会はお客さんで行くのが一番気楽でいいですけどね。

招く方は準備から当日、後片付けまで本当に大変です。

ただ招く方の大変さも知っているからこそ、またお客さんで行く時の感動も大きいのかもしれません。

どちらも経験できるというのはとても恵まれているなと思う連休でした。

ではでは、また!

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