2025年 初釜

日記

一日一服はお茶を飲みたい松下です。

明けましておめでとうございます。

今日は初釜でした。

今年は初めて参加される方が多く、それぞれ自己紹介から始まりました。

うちの茶室は四畳半ですので、今年は2グループに分かれて、お濃茶席、お薄席としました。

お軸はお正月にいつもかける「松樹千年翠」

床の間には蓬莱山

棚は寿棚に裏白を紅白の水引でかざりました。

お濃茶は、重ね茶碗で。

今年から2人ずつ練りました。

初めて回し飲みされる方が多くて、戸惑いもあったかもしれませんね。

主菓子は長盛堂さんの花びら餅です。

白味噌の風味がごぼうとお餅と合って、とても美味しかったです。

そして、お濃茶のお抹茶はお正月なので、奮発して、有田三翠園さんの「京の誉」を使いました。

控えめに言っても、めちゃくちゃ美味しい。

なんというか、普段の希のお抹茶もとーっても美味しいのです。

その希よりももっと、綺麗な味と言いますか。

こんなに濃いのに、苦味を感じず、お茶の旨みだけを感じる濃茶の味に感動です。

このお茶は年に一回ですけど…。

来年も飲めますように。

ちなみに、今年のお干菓子は金沢の諸江屋さんから取り寄せまして、干支の巳と紅梅のお干菓子にしました。

形がとにかく可愛い。

お濃茶席は私が、お薄席はみんなでお点前をしました。

そのあとは、お食事です。

これもいつもの精華町にある酔月さんで。

これ以上人数が増えたら食べに行かなければと思っていますが、ギリギリ今年もなんとか家でできました。

まずは海の幸のカラスミと山の幸の黒豆と燗鍋に日本酒を用意して、みなさんに頂いてもらってから

お料理を頂きました。

お吸い物が花びら餅のようなしんじょうが入っていて、とても可愛く美味しかったです。

勿論お料理も!

みんなで歓談しながら、お食事を終えたら、

最後に、お楽しみの福引きです。

今年から私からのささやかなプレゼントを用意しました。

当たらなかったら、少し悔しいのですけど、

それでも、私が子どもの頃から密かに楽しみにしていて、私が先生になったら、逆にしてあげたいなと思っていたので、今年できるようになって嬉しい限りです。

当たらなかった方は次当たりますように…。

そんなこんなで、楽しい時間はあっという間に過ぎました。

また今週からお稽古が始まります。

今年は勉強も頑張りつつ、お稽古に励みたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

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