こんにちは。一日一服はお茶を飲みたい松下です。
今日は七種の蓋置の残り、穂屋香炉と五徳の蓋置についてです。
穂屋香炉は火舎、火屋とも書きます。
香炉の蓋を開けるところの爪が奇数のものと偶数のものがあります。
爪が奇数の場合・・・爪の一つを前にして飾る
爪が偶数の場合・・・爪二つを前にして飾る
お点前中は穂屋を開けて使います。
なので、釜の蓋を開ける前に、蓋置を取って、左手に乗せて、左から右に開けます。
逆に、閉める時は右から左に閉めます。
また、飾る時は穂屋を閉めて飾ります。
長板や台子の時に使われます。
五徳の蓋置は、釜を置く五徳が使われていない時に蓋置で五徳を使われます。
ということは、家には透木釜はないので、五徳の蓋置の出番はないのかな…。
五徳の蓋置の扱い方は、建水に仕込む時と使う時は、輪が上です。
そして、爪2本が正面(柄杓の柄の方)です。
棚に飾る時は、爪を上むきにします。
それぞれに、蓋置と言っても色々な形があり、扱い方が少しずつ違います。
少しお点前に慣れたら、違う蓋置で練習するのもいいですね。
ではでは、また!
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